顧客の購買行動を測定したデータをリテールデータと呼びますが、
大規模なリテールデータに特化したRによる分析ノウハウが記載されている書籍です。
書誌情報
リテールデータ分析入門 上田隆穂/編著 田島博和/編著 奥瀬喜之/編著 斉藤嘉一/編著 出版社名 中央経済社 出版年月 2014年6月 ISBNコード 978-4-502-09630-3 (4-502-09630-X) 税込価格 3,024円 頁数・縦 236P 21cm
目次概要
第1章 リテールデータを活用するにはどう考えればよいのか 第2章 データを俯瞰する 第3章 顧客とのリレーションシップをつくる 第4章 同時に購買されやすい商品を知る 第5章 重要な顧客を特定する 第6章 消費者の立場から価格を設定する 第7章 ブランド・ロイヤルティとストア・ロイヤルティを構築する 第8章 購買数量を把握する 第9章 価格とブランド・ロイヤルティがブランド選択に及ぼす影響を把握する
目次詳細
まえがき 第1章 リテールデータを活用するにはどう考えればよいのか 1 リテール・サイエンスの進展 2 分析にあたっての本質的な課題 3 データ分析から仮説づくりのきっかけをどう生み出すか 4 たとえばPOSデータ分析レベルはどのように整理できるか? 5 新しいデータ分析としての定性データのテキスト・マイニング化(定量化)による分析 6 リテールデータの活用の方向性 第2章 データを俯瞰する 1 ID付きPOSデータとは何か 2 データを詳細に分析する前にしておくこと 3 データの特徴を可視化する 4 数値からデータの特徴をつかむ 5 データクリーニング 第3章 顧客とのリレーションシップをつくる 1 リレーションシップ・マーケティング 2 ID付きPOSデータに基づくリレーションシップ・マーケティングの実践 3 “リレーションシップ”と消費者心理 4 まとめ 第4章 同時に購買されやすい商品を知る 1 レシートデータ 2 ショッピングバスケット分析の考え方 3 Rによるショッピングバスケット分析 4 ショッピングバスケット分析の応用 5 同時購買を引き出す仕組みづくりに向けて 第5章 重要な顧客を特定する 1 デシル分析 2 RFM分析 3 デシル分析とRFM分析の発展 第6章 消費者の立場から価格を設定する 1 価格設定における消費者心理の重要性 2 消費者の価格反応―価格弾力性 3 消費者の値ごろ感―参照価格概念 4 消費者心理を踏まえた価格設定 5 まとめ 第7章 ブランド・ロイヤルティとストア・ロイヤルティを構築する 1 ブランドとは何か 2 ブランド・ロイヤルティをどのように捉えるのか 3 ストア・ロイヤルティをどのように捉えるのか 4 真のブランド・ロイヤルティとストア・ロイヤルティの構築に向けて 第8章 購買数量を把握する 1 価格の変化による購買数量の把握 2 価格弾力性と値引きの影響 3 複数のマーケティング変数の影響を把握する 第9章 価格とブランド・ロイヤルティがブランド選択に及ぼす影響を把握する 1 ブランド選択をモデル化する 2 2項ロジットモデルとロジスティック回帰分析 3 Rによる2項ロジットモデルの推定 4 多項ロジットモデル―選択肢が3つ以上のロジットモデル 5 まとめ あとがき 索引