背景
- 長年、フリーランスとして受託開発をやってきましたが、結局時間を切り売りしたり、成果物を切り売りするだけで、労働収益であることには変わりないです
- 今後は、受託・プロパー業務と並行して、利益相反しない範囲で、自分の使いたいプロダクト開発・自分で収益化できるサービス開発、すなわち個人開発をしていきたいと思っています
- 後述するように、個人開発のメリット・デメリット比較すると、メリットの方が優位なので、開始したいです
- ただ、自分で全工程を管理する必要があるので、3日坊主になったり、目標達成や継続ができず挫折しやすいので、挫折防止する対策も必要です
- 個人開発に関する調査をして、個人開発(自社プロダクト)のメリット・デメリット・始め方・続け方・マネタイズについて以下に整理しました
- 個人開発経験者ではなく、あくまでも「これから個人開発を始めるために、個人開発未経験者が整理した内容」ですので、実際とのズレはご了承ください
個人開発のメリット
全工程を自分で自由に作ることができる
- 企画段階から、要件定義・設計・実装・運用まで、自分で自由にデザインできます
作る過程で技術力が身に付く
- 新しい技術に挑戦したり、異なる技術を組み合わせたり、実際に運用してみることで、プロダクト開発するための技術力を身に付けることができます
低リスクで開始できる
マネタイズできる
- 広告を貼ったり、直接課金したり、マネタイズすることができます
就職・転職にプラスになる
個人開発のデメリット
プライベートの時間を費やす必要がある
- 業務外のプライベートな時間を使って開発するので、楽しめる開発・明確な目標を持った開発をしないと、つらくなります
途中で挫折しやすい
- 全工程を自分でやる場合、顧客も上司もおらず、途中で問題解決できなかったりして、リリースまでにこぎつける&運営を続けるのが大変で、挫折しやすいです
集客などビジネスサイドで苦戦する
- 個人開発するエンジニアが思いつきでサービス企画する場合、事業企画やマーケティングを担当してきたビジネスサイドの方と比較して、ビジネスサイドで苦戦します
個人開発の始め方
始める際の注意
技術を使うことが目的か、収益が目的かを決めます
- 技術志向であれば、「その技術が活かせるサービス」「その技術を使わないとできないこと」に注力します
- 収益志向であれば、徹底的に顧客分析からはじめて、顧客の解決したい真の課題を見つけることと、もっとも効果的な解決策を見つけることを最優先します
シンプルにスモールスタートします
- 複雑さの回避:初めからあれこれやろうと複雑にすると、本質的でないところで詰まったりします
- 時間浪費の回避:シンプルでないと、リリースまでに時間がかかり、時間がもったいないです
環境を整えます
- 作りたいプロダクトに応じて、PC、通信回線、ソフトウェア、その他必要なものを揃えます
- ドメイン、サーバなど個人で契約するサービスも一覧にして、契約内容・契約期間・契約料金など管理できるようにします
アイデア、タスク、コードを管理します
ステップ別参考記事
- アイデア出し:ポートフォリオや個人開発で使えそうなアイデア - Qiita
- リリースまでのステップ:有料のWebサービスをリリースするまでに取り組んだこと・知見をまとめました【個人開発】 - Qiita
- マネタイズ:開設後3週間で収益10万円を得た個人開発サイトでやったことの全部を公開する - Qiita
- 全般:Webサービス個人開発するなら読みたい企画・開発・マネタイズのノウハウ解説サイト13選|加藤さん|note